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☆☆☆RISのおやぢの小話ブログ☆☆☆

世界の旅、歴史、おもしろ出会いなどなど。趣味はコンピューター、骨董集め、料理、雑学収集。あ、茶道と社交ダンスのたしなみもあるぞよ。教養あふれるこのブログを読めば君の教養もUPすること間違いなし!娘RISのブログもよろしく!

Bloody Maryというカクテルがある。16世紀,新教徒をたくさん殺したイギリスの女王Mary 一世のあだ名に由来する。トマトジュース3にウオッカ1,ウスターソース数滴,タバスコ1滴, 氷グラスに注いで胡椒ひとふり,レモン,セロリなどを供する。みかけヘルシーな感じでおいしい。ここで使用するウスターソースはLea & Perrinsである。日本のソースのように野菜系の甘みがなく,ハードな感じがする。もともとインド風ソースを作製するつもりでイギリスで作られ,失敗作が転じて独特の風味のあるソースとなったそうだ。アンチョビーが材料として使用されているので魚醤系の味もする。
近所のスーパーなどで簡単に買えた。ところが最近,姿を消して見かけなくなった。いろいろなところを探してもない。これはおかしいと思って,昨日ハロー2という名古屋高級スーパーで店員さんに尋ねてみた。なんと許可されていない添加物(おそらく抗酸化剤?)のため輸入禁止になったという。これはえらいことになった。Bloody Maryを作れなくなった。明治屋などでBloody Mary Mixというインスタントを売っているがあまりおいしくない。Lea & Perrinsは,はやく日本向け改善品を作って欲しい。日本メーカーにも代用品か,もっとおいしいものを作ってもらえないか? だれかイギリスみやげに大瓶を買ってきてくれないか?

ソース
ある種の専門家なのでいままで裁判の「鑑定人」になったことが2回ある。鑑定団などのいい加減なものではなく法律上の鑑定人なのである。
「原告は被告のXX(原因)のためYY(結果)になったという。XXとYYは因果関係あるのか云々」などというのを鑑定するのである。最初に依頼されたときこれは国民の神聖な義務であるから引き受けなければならないと思い,謹んでお受けした。然るべき鑑定を行い,鑑定書なるものを約二千字書いたがこの間,三ヶ月くらいか,督促もない。すると60万円!がそっくり鑑定料としていただけるではないか。国民の神聖な義務だから必要経費程度と思っていたからびっくりした。おかみは大判振る舞いなのである。その後三年ほどたってまた鑑定の依頼がきた。味をしめてはいはいと引き受けると,裁判所から電話があって「どうでしょう,鑑定料は30万円くらいで・・・」などとおっしゃる。いい加減に決めているのである。どうせ,敗訴したほうからぶん取るのでいくらでもいいのである。もらえると嬉しいのであるが,なんとなく「法」の裏側を見たようで釈然としない。
前記60万円にはおまけがついている。裁判所のやることなので所得税はしっかり差し引いていただいていると勝手に解釈して放置していた。甘かった。税務署よりしっかり重加算追徴をぼったくられた。
実はかなり前にできていました。
ところが第一回めの試食した夜,腹痛がおきました。これにはへこみました。
その後,何回かこわごわ試食して,さらに3人ほど他人に試食させ(!ごめん)何ともないようです。
大根のスライスに挟んだり,からすみスパにして食べています。
味もまずまずで,ま,最初にしては上出来と思います。
今年も挑戦するぞ。


からすみ完成

荒川さん,金メダルよかったですね。

実は娘(Risの妹のくり)はフィギュアスケートをやっていてイイ線までいったんですよ。

最後の全日本選手権のスコアボードの写真です。

13番滑走くり,16番にはなんと!

ちなみに14番は村主選手の妹です。

なんでも写しておくもの,はい。荒川

いよいよ乾燥させる。部屋で陰乾ししかできないのでそうすることにした。ちょっと心配。かなりにおいがきつい。色はよくなってきたがさてどうなるか。


乾燥

1週間後,酒をキッチンペーパーでふき取る。脱水シート(ピチットという商品名。ネットで買える。半透膜とバイオマテリアルで脱水できるスグレモノ)にくるんで2-3日冷蔵庫でねかせる。1日目,まだかなり湿っているので脱水シートを交換した。なんかそれらしくなってくる。


ピチット

塩をまぶして1週間冷蔵庫でねかせたボラ子を、水洗いして残っている塩をとる。

次に日本酒につけて塩抜きする。

むっ、かなりさかなくさい。失敗かな。純米酒に、ボラ子をヒタヒタまでつけてキッチンペーパーをかぶせて、蓋をしてさらに一週間冷蔵庫にねかせる。さてどうなるか?

日本酒につけて

キッチンペーパーをかぶせて

ひさびさに更新…

2,3年前からやりたいと思っていた「からすみ」作り,本年はさるすじから「ぼら子」(ボラの卵巣)を手に入れることができ実行することになった。まず塩漬けし、次いで酒漬けにして天日で干すとできる(らしい)。中国の墨(高級品)に似ているとこから「からすみ」と呼ばれるらしい。九州方面へ行くと売っているが高い,ひと巣数万円するのもある。また最近はぼら子もからすみそのものも輸入品が多いと聞く。

さて尾鷲産のぼら子数キログラムが手に入った。これに塩(ゲランド産やその他天然塩があった)をまぶして冷蔵庫で1週間寝かせる。脱水してくるので籠と水うけを設置する。1こほど嚢が少し裂けたが他はきれいに塩漬けできた。失敗することなど念頭になく,はやくも薄切りを大根に挟んで日本酒とか,からすみスパとかを思い浮かべるのである。からすみ1

天然塩で漬けたボラ子


近所の年2回くらい行く寿司屋のおやじは塩学者である。塩についてうるさくて,いろいろウンチクを垂れる。そこで教えてもらった知識を少し。

1997年4月までは塩が専売制で自由な市場は無かった。

ここ30年くらい,手に入る塩はすべてイオン交換法で作られた99%以上精製の塩化ナトリウムであった。

2002年4月に塩の販売は完全に自由化され,どんな自然塩も手に入るようになった。

製塩化ナトリウム=食塩の時代があったのだ。海水からとった塩には多くの他の成分(カルシウム,マグネシウム,カリウム,ヨードその他)が含まれる。それらはすべて省かれていたのだ。

寿司屋のおやじはいろいろな塩をなめさせてくれる。確かに味が違う。精製食塩は舌を刺すようにからい。海から塩田で作ったのはマイルドでかすかに甘みがある。岩塩は少し違った味わいがある。体に良いのかは不明であるが、料理の味は多少なりとも良くなると思う。

というわけで,私はいまフランス,ゲランド塩田産の自然塩を使用している(1kg1000円くらいか)。色は灰色をしている。最近は国産の自然塩も各種売り出されているがいずれも割高である。しかし,変なサプリメントを服用するまえにまず塩から変えても損はしないのではないか。

万博の続きである。オーストリア館をケナシテいたが、大変なものをみつけた。ここで「オース鳥アへ行こう」という漫画パンフを配っていた。SF仕立てで,なぜ鳥かというとオース虎リアとよく間違われるためだそうだ。ここに5人のオーストリア有名人が登場する。歴史上の人物であるシシィことエリザベート皇后、ハリウッド俳優のシュワルツネッガー、音楽家モーツアルト、スキーのトニーザイラー、学者のAnton Zeilingerである。まてよツアイリンガーて聞いたことある。2年ほどまえRisの婿殿の家族とご夫妻で神戸に来たおっさんであった。たしか偉いひとと聞いていたがオース鳥アを代表する5人であったとは。物理学の光や素粒子でノーベル賞候補である。婿殿の家族なかなか侮りがたい。この偉い人はきさくなおっさんであった。神戸の「とけいや」ですき焼き食べさせたら感謝していた。「アラガワ」のステーキにしとけばよかった。ついでにサインももらっておけばよかった。婿殿はなにか質問せよと私に促したがなにもしなくてよかった。はは。